染みの種類別染み抜き方法
家庭でできる血液の染み抜きの方法
血液のシミができてしまった場合、どうしていますか?もう落ちないだろうと諦めてしまってはいませんか?実は、血液のシミは家庭でもキレイに染み抜きすることができるのです。
血液のシミは水溶性なので、ついてすぐなら水ですすげば落とすことができます。しかし、時間が経てば経つほど、落ちにくくなってしまいます。
もし衣類などに血液のシミがついてしまったら、まずは一刻も早く水ですすいで染み抜きしてください。この時、お湯は使用しないでください。というのも、血液は熱を与えるとたんぱく質が硬化し、取れにくくなってしまうからです。
血液のシミが水ですすいだだけでは落ちなかった場合は、血液のシミ用の染み抜き方法で染み抜きします。まず、中性洗剤を使って、血液のシミを洗い流せるだけ洗い流します。
ご家庭にはなかなかないと思いますが、中性洗剤にアンモニア水を数滴入れると効果が倍増します。
次に、洗剤と血液を水で洗い流し、漂白処理による染み抜きをします。
漂白剤は市販品でOKですが、塩素系漂白剤や還元系漂白剤は使用せず、酸素系漂白剤か消毒用のオキシドールを使用しましょう。
漂白剤を使用する際は、必ず目立たないところで事前にテストをしてください。
また、手袋をはめるなどして直接手につかないように気をつけましょう。
染み抜きが終わったら、衣類に合った方法で洗濯してください。もしどうしても血液のシミが落ちない場合は、浸け込みの漂白方法がオススメです。
血液のシミがついてしまった衣類が家庭では洗えない衣類の場合は、クリーニング店に任せた方がよいでしょう。また、大切な衣類の場合も、プロの手で染み抜きしてもう方が安心です。
最近は、便利な宅配クリーニングでシミ抜きのサービスをしてくれるところもあるようです。
こういうところを利用するのもいいかもしれません。ただし、血液のシミは対象外になっているところもあるので、よく調べてからクリーニングにだすようにしましょう。
シミの原因によって異なる染み抜きの方法とは?
「染み抜きはクリーニング店にお願いするもの」そう思っている方は意外と多いのではないでしょうか?確かにプロにお任せすれば、安心は安心ですよね。しかし、物価高が続く今日、少しでも家計の負担を減らしたいですよね。染み抜きは方法やコツ、注意事項をマスターすれば、ご家庭でも簡単にすることができるのです。
染み抜きは全て同じ方法ではなく、そのシミの原因に合った方法で行わなければなりません。シミは大きく分けて、水溶性・油溶性・不溶性の3種類に分けることができます。
水に溶けるシミの原因のうち、コーヒーやしょうゆ、ジュースなどは、ついてすぐなら水だけで落とすことができます。また、血液や赤ワイン、インクなどは、水で落とすことができますが、色素が残る場合がありますので、その際は漂白剤を使用して染み抜きします。
油に溶けるシミの原因のうち、口紅やファンデーションなどの化粧品、ボールペン、油、襟や袖の汚れなどは、洗剤や有機溶剤を使用する方法で落とすことができます。また、カレーやドレッシングなどについては、色素が残る場合がありますので、その際は漂白剤を使用して染み抜きします。
不溶性のシミの原因となる墨や墨汁、泥、土などは、水にも油にも溶けないので、歯ブラシを使うなどの物理的な方法で染み抜きをします。
染み抜きで共通して言えることは、シミは時間が経てば経つほど落ちにくくなるということです。シミがついたらできるだけすぐに、適した方法で染み抜きをするようにしましょう。また、染み抜きで大切なことは、擦らないこと、事前にテストを行うこと、自信がない場合や大切な衣類の染み抜きはプロのクリーニング店にお任せすることです。
染み抜きはシミの原因や素材に適した方法で、できるだけすぐに行うことが大切です。ぜひ染み抜きのいろはをマスターして、ご家庭での染み抜きにチャレンジしてみてくださいね。
シミがついてしまったらすぐに!コーヒーの染み抜き
コーヒーがはねたり、こぼしてしまったりして、衣類にシミができてしまったという経験はありませんか?コーヒーのシミは水溶性なので、基本的にはすぐに水で洗い流せば簡単に落とせるため、染み抜きは必要ないのですが、仕事場や外出先などではすぐに洗うのはなかなか難しいものです。
コーヒーのシミがついてから時間が経過してしまうと、水では落ちなくなってしまうので、漂白処理による染み抜きが必要になります。では、家庭でコーヒーの染み抜きを行う場合、どのようにして落とせばよいのでしょうか?
まず、コーヒーのシミの部分を軽く水で濡らした後、台所用の中性洗剤をつけます。色落ちの心配が少ない綿やポリエステルを素材とする白の普段着であれば、直接中性洗剤をかけてもOKですが、デリケートな衣類は染み抜き棒(割り箸の先に脱脂綿やガーゼを巻きつけて輪ゴムで留めたもの)でつける方法がオススメです。
コーヒーのシミの部分に中性洗剤をつけたら、軽くもみほぐします。染み抜き棒を使う場合は、シミの部分を上からトントン叩くようにしてなじませます。その後、コーヒーのシミの部分を水ですすぎます。それでもまだシミが取れないようであれば、漂白剤を使用します。最後に、衣類に合った方法で洗濯すればOKです。
コーヒーのシミができてしまったら、できるだけ早く染み抜きを行うことが重要です。シミができないことが一番よいのですが、万が一できてしまっても、上記方法で上手に染み抜きしてくださいね。
うっかりつけてしまった口紅の染み抜き方法とは?
口紅のシミって、とても頑固ですよね。油が入っている上に、色も目立つので、シミができてしまうと厄介です。諦めてしまいがちな口紅のシミですが、実は家庭で簡単に染み抜きができるのです。
口紅のシミは油性なので、ベンジンを使用します。と言っても、普通のご家庭にはなかなかベンジンはないと思いますので、クレンジングオイルと中性洗剤を混ぜたもので代用します。
口紅のシミの部分を、ベンジン(もしくはクレンジングオイル+中性洗剤)を含ませた綿棒や染み抜き棒でトントンと優しく叩いて染み抜きします。この時、くれぐれも擦らないようにしましょう。もしなかなかシミが落ちないようであれば、シミの部分に直接中性洗剤をつけ、もみほぐします。

